2013年3月3日日曜日

春の息吹

 唐突ですが、1.金融緩和はサルでもできる。2.もし、それが有効であるらば、非常に簡単なことなので、もっと早くに実行してもよかった。というより、今までやったが(そして、これからも!)効果がないというのが本当のところ。「安倍内閣はアブナイ閣」を参照(注1)。3.それにも関わらず、金融緩和に期待してしまう国民というのは、きっと、悪い男に何度も騙される女みたいなものなのだろう。オレならもっと大事にするのに(笑)

 デフレなら「デフレ連動ローン」を用いればいい。また、円高なら為替取引でヘッジすればいいだけのことでしょう。あるいは、「金融工学」を駆使するといった手もある。いずれこれについては詳しく書きますが、そう考えたら、今後の「飛耳長目」は、競馬シリーズ(注2)を無料化して更新していく方がいいのではないか。ことさら何かをする必要もないわけですから…。そう思い、引き続きUKスポーツを公開することにしました。

 それでは今週も、発走時刻順に診ていきたいと思います。まず〈チューリップ賞〉ですが、そもそも、なぜこの時期に【チューリップ】なのか。チューリップというのは、4月〜5月に1つの大きな花を咲かせるという。オークス(牝馬日本一決定戦)というのは、この1つの大きな花を表しているのではないか。日本ではよく【oak(オークス)】のことを「樫」と呼ぶが、実は、この言葉には軍神Marsの神樹といった意味もある。ところで、3月というのは英語でMarchだが、これはMartius(注3)に由来するのはご存知だろうか。

 次に夕刊フジ〈オーシャンS〉ですが、【オーシャン】というのは、「大海」や「海洋」といった意味になる。海というのは「うみ」と読みますが、「産み」もやはり同じですね。そういえば、この言葉、どこかで見ませんでした?後は、参考までに「海のうた」の歌詞を載せておきます。 海は広いな/大きいな/がのぼるし/日が沈む(東ずむ?) / 海は大波/青い波/ゆれてどこまで続くやら/海にお舟を浮かばして/行ってみたいな/よその国 チューリップのうたと同様、子供と一緒に歌ってみては?

 最後に〈弥生賞〉ですが、これは、その名の通り3月のことです。この【弥生】というのは、草木(くさき)が芽吹く時期からそう呼ばれるようになったんだとか。弥[彌]が「いよいよ、ますます」を表し、生は「生い茂る」といった意味を表す。ちなみに、チューリップというのは【多年草】。多年草とは、1年間以上生き続ける草のことだが、あ〜なるほど、ウオッカやブエナビスタがあれだけ活躍したワケが分かった。

 今年のチューリップ賞は、4枠のクロ「フネ」サプライズが優勝したものの、1・2番人気が着外という波乱。また、オーシャンSでは、ハクサン「ムーン」がやはり着外。もし、弥生賞が荒れるようなら、しばらくは競馬から離れたいと思います(笑)



 注1・・・なぜ、裁判官は国民から一番遠いところに置かれているのか?マーケット(素人)に評判がいいというのは、日銀総裁にとっては大した意味を持ちません。3月は出会いと別れの季節でもありますが、白川元総裁、お疲れ様でした。

 注2・・・『競馬場が学校だった』というタイトルで書籍化決定!!発売の際は、ぜひご購入のほど、よろしくお願いします(笑)

 注3・・・ローマ神話のMarsの月。そうそう、【月】には「〔人間の〕妊娠期間」といった意味があることもお忘れなく。


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。